<水俣病>「10月目標に体制整える」分社化でチッソ社長(毎日新聞)

 水俣病の原因企業チッソ(東京都)が、水俣病被害者救済特別措置法に盛り込まれた同社の分社化について「10月1日を目標に社内の体制を整える」との方針を示したことが、8日分かった。後藤舜吉会長が、今月発行した社内報の年頭所感で明らかにした。法に基づく救済措置の内容が決まる前にチッソが分社化に向けた準備日程を示したことに、患者団体は「加害責任の自覚がない」と反発している。

 後藤会長は「今年は待望久しい分社化元年。救済措置の具体的な中身が決定すれば、すぐに分社化への手続きに入る」との考えを示した上で、事業を引き継ぐ新社の営業開始時期について「できれば10月1日を目標に体制を整えておく」とした。

 また後藤会長は「水俣病の桎梏(しっこく)(足かせと手かせ、自由を束縛するものの意味)から解放されることで経営は安定し、社員のモラールも向上する」とも述べた。【西貴晴】

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